平野にまつわる噂を検証してみた
モンスターペアレントからの視点で読み解く平野
【ブラシの平野】 洋服ブラシ 手植え羽子板型
伝統的な手法「手植え製法」により丹念に作りました。
職人が一穴ずつ植毛しています。
カシミヤなどのデリケートな生地にも、一般的な生地にもおすすめです。
きめの細かい馬毛が微細なホコリもしっかりキャッチ!プロのクリーニング屋さんからご支持いただいてます。
手植え製法で作られているため機械植毛に比べて丈夫です。
また上質の馬毛を使用しているためカシミヤなどのデリケートな素材にも安心してご使用いただけます。
毛足も55ミリと長いためとても使いやすくできております。
長さ:260ミリ 材質:馬毛・天然木 手植え ※手作りのため多少の傷等があります。
洋服ブラシ 手植え水雷型・羽子板型 人気の秘密 こだわりの技法 手植え植毛法 ブラシの植毛法はその用途により様々な形式があります。
現在その多くが植毛機などの機械を使用した機械植毛です。
機械植毛は大量のブラシを効率よく作る(大量生産)には欠かせないもので、市場に出回るブラシの殆どが機械植毛のものであるといえます。
しかしながら機械植毛は手植えほど丈夫ではないため未だに工業用のブラシなどはその信頼性の高さから手植え植毛の物が使われています。
私どもの洋服ブラシ手植え水雷型・羽子板型はそんな手植え植毛法を用い職人の手で一穴ずつ植毛されています。
手植え植毛法は手間がかかり時間も費やしますが、機械植毛に比べ丈夫であり、長期間の使用に耐えるブラシが出来上がります。
手植え植毛 機械植毛 穴が引き線でつながっていてとても丈夫。
職人の手作業で手間と時間を費やす。
それぞれが独立して植毛される。
生産効率は高い。
やさしい素材 馬毛 豚毛に比べて馬毛はやわらかい素材です。
やわらかい筆や刷毛にも馬毛が使われ、尾毛の長いものになるとバイオリンの弓にも使われます。
その性質からきめが細かくしっかりとしたブラシができます。
豚毛は強いコシと弾力が持ち味で各種ブラシに使われます。
厳選された毛材 馬一頭からほんのわずか? 馬毛とひとことに言っても馬の部位により採取される毛の質が異なります。
大きく分けて尾・たてがみ・胴・足の箇所があり、尾の毛などはその中でも何種類にも細分化されています。
尾毛の中で最も太く長い毛を本毛といい、長いものになると一頭の馬からほんの僅かしか取れないほど貴重なものになります。
その長さの毛から細すぎて使えない毛先部分を切り落とすと、残された部分は微量になってしまうのです。
弊社の洋服ブラシ水雷型・羽子板型にはこれらの厳選された毛材が使われています。
手植え水雷型・羽子板型が出来るまで 植毛(手植え) 木工職人によりかたち作られ穴あけ加工をしたハンドル。
そこに職人の手により一穴一穴しっかりと植毛されます。
ムズカシイのは一穴に植える毛材の量です。
多いと入らず、少ないと裏から抜けてしまうのです。
指でつまんで量を確かめます。
「何本ですか?」と質問されますが、天然毛は不揃いなものですのでその本数は決められないのです。
長い間に培った職人のカンで適量がつまめるようになるんです。
適量の毛を手でつまみ植毛していきます。
端から一列ずつ植えています。
↓↓↓ 下の画像を見てください ↓↓↓ 羽子板型には植毛穴が122個あいていますが、引き線(針金)が全ての穴を結んでいます。
これは水雷型も同じです。
水雷型の植毛穴は223個で羽子板型のほぼ倍の数です。
手植え植毛法が丈夫なのはこの事からもわかります。
植毛穴を裏から見たところ。
引き線(針金)が全てつながるのが手植えなんです。
蓋打ち 引き線が平らになるように板に馴染ませ、ふたを真ちゅう釘で打ちつけます。
この釘は見た目がとても美しく、白木のふたにキラッと光るアクセントになっています。
引き線をならします。
ふたを釘で打ち付けます。
磨き 貼り合わせた面をやすりで平らにならします。
番手の違うやすりを数種類使い分けて滑らかな仕上がりにしていきます。
ふたと身がまるでひとつになってしまったように継ぎ目が見えなくなります。
ブラシを持ったときに痛くないように若干丸みを持たせた形にします。
丸くしすぎないのがこだわりです。
やすりを使って貼り合わせた面を平らにします。
フタと身が一体化してしまったかのようです。
刈り込み バリカンという機械で毛を約55ミリにカットします。
ブラシのてっぺんから数回、柄の方から数回、と何度も繰り返すことで均整の取れた仕上がりになります。
ふつうならこれで出来上がりですがこの後に入念な仕上げ工程をします。
バリカンを使って毛を約55ミリにカットします。
繰り返すことできれいな仕上がりになります。
仕上げ さらにクオリティを高めていきます。
ハサミを使ってクズ毛を取り除き整えます。
細か目の紙やすりで手磨きし、スベスベの感触にします。
細かな部分はハサミを使って仕上げます。
側面にあるちぢれ毛や黒いものは取り除いてます。
ハチマキを巻いて再度切りそろえます。
ヒモ通しの穴をあけます。
目の細かい紙やすりで最終仕上げします。
完成です!皆さんのお役に立てるようガンバります! 多くの時間を費やし幾多の工程を経て様々な人に育てられてきました。
晴れてここに一本の洋服ブラシが巣立とうとしています。
大切な洋服・着物のお手入れに 洋服・着物のお手入れはブラッシングが基本です。
度重なる洗濯やドライクリーニングは服を傷めてしまいます。
服を着るたびにブラッシングすればいつもキレイに保てます。
洋服ブラシの役目 洋服ブラシの役目は服のホコリを落とすだけと思われていますがそれだけではありません。
服地の繊維を整えるのも大事な役目です。
ホコリを落とした服地の繊維を整えて光沢のあるキレイな服になるのです。
確かなブラシで正しいブラッシングをするとお気に入りの服もいつもキレイに保てるのです。
洋服ブラシの選び方 洋服ブラシと呼ばれるものにはいろいろな種類があります。
起毛繊維を使用したエチケットブラシ、粘着テープを利用したもの、量販店などでみかける大量生産のもの、ホテルや旅館に備え付けの化学繊維のものなどがあります。
しかし大切なお洋服・お着物のお手入れをするには、やさしくホコリを落として服地の目をきめ細かく整え、静電気が起こりにくいブラシが良いでしょう。
素材は静電気が起こりにくい天然獣毛(馬毛・豚毛)で、きめ細かくかつコシがあるもの、毛足は少し長めのものが使いやすいでしょう。
お手持ちの服の中で最もデリケートなものにあわせてブラシを選べば、他の服を傷めにくいでしょう。
従来は天然毛洋服ブラシといえば豚毛が主流でしたが、近年カシミアやアンゴラ、アルパカやビキューナなどのデリケートな服地が多くなり、やさしい馬毛のブラシが一般的になってきているようです。
洋服ブラシの使い方 ブラシはこすって使うものではありません。
ブラシをこするように使うとホコリが服地に絡んでしまうだけでなく服地を傷めてしまいます。
正しいブラッシングは、「こすらずに払う」です。
手首をまわしてサッと払うように使います。
はじめに繊維のからみをブラシでよくほぐしてからホコリを払い飛ばすように使います。
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